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<天童いじめ自殺>遺族と市の和解成立

 天童一中(山形県天童市)1年の女子生徒=当時(12)=がいじめを苦に自殺した問題で、天童市議会は21日の9月定例会本会議で、遺族への解決金500万円を盛り込んだ一般会計補正予算案など和解関連議案2件を全会一致で可決、遺族側と市の和解が成立した。

 本会議終了後、山本信治市長は報道陣の取材に「一つの区切りが付いた。遺族宅を改めて訪問しておわびし、再発防止について話をしたい」と述べた。
 女子生徒の母親は「生徒を指導監督できなかった結果、娘が死んだことを重く受け止めてほしい」との談話を出した。
 可決された500万円の他に、遺族は独立行政法人「日本スポーツ振興センター」の災害共済給付制度に基づき既に2800万円を受け取っており、解決金の総額は3300万円になる。今回の500万円は全国市長会の学校災害賠償補償保険から市に支払われる。

[天童いじめ自殺] 2014年1月7日、天童一中1年の女子生徒が山形新幹線にはねられ死亡、自宅から「陰湿な『イジメ』にあっていた」などと書かれたノートが見つかった。天童市が設けた第三者委員会は15年10月「いじめが自殺の主たる要因」と結論付けた。遺族と市は賠償などを巡って今年3月から4回にわたり協議を重ね、7月下旬、解決金500万円で和解することで合意した。


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2016年09月22日木曜日


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