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<天皇杯サッカー>盛岡がっくり

後半ロスタイム4分、ホンダFC・中川(3)に勝ち越しゴールを決められ、肩を落とす盛岡イレブン

 第5日は22日、仙台市のユアテックスタジアム仙台などで3回戦が行われ、J3の盛岡(岩手)は日本フットボールリーグ(JFL)のホンダFC(静岡)に1−2で敗れた。J2山形はJ1神戸と3−3で突入したPK戦の末、3−5で力尽きた。
 J1勢の川崎、鹿島、横浜M、神戸、大宮、新潟、鳥栖などは4回戦に進んだ。
 ベスト16による4回戦は11月9、12日に開催。アジア・チャンピオンズリーグ出場の広島、G大阪、浦和、FC東京が加わり、10月4日に組み合わせ抽選が実施される。
◎後半に2人退場

 ▽3回戦(ユアス)
ホンダFC(静岡) 2 1−0 1 盛岡(岩手)
            1−1
▽得点者【ホ】大町、中川【盛】梅内
▽観衆 1075人

 【評】盛岡が惜敗した。0−1の後半14分、牛之浜が獲得したPKを梅内が決めて追い付いたが、後半に垣根、牛之浜の2人が警告などで退場したのが誤算。数的不利となって攻め込まれると、ロスタイムに中川に右クロスを押し込まれ、守り切れなかった。

◎攻撃空回り1点やっと

 冷たい雨が降る中、数的不利を強いられた後半は防戦一方。ロスタイムに相手に決勝点を許した。2回戦でJ1仙台を破り、岩手県勢初の3回戦進出を果たした盛岡。持ち前の積極的な攻撃を発揮できぬまま、選手たちは終了のホイッスルを聞いてしゃがみ込んだ。
 J3のリーグ戦から中2日。疲れもあったか。神川監督が「相手のプレッシャーに(選手が)恐れてしまった」と振り返る通り、過去2戦で9得点した攻撃のリズムがつくれない。予想していた相手の巧みなパスワークを止められず、前半26分、先制を許した。
 後半、2戦連続で先制弾を記録した牛之浜が反撃。土井康のゴールキックを見て一気に敵陣エリア内に進入。敵に倒され、PKを獲得した。「相手守備が別の選手に気を取られていた」と隙を逃さなかった。このPKを梅内が決めて1−1。
 だが、警告などで垣根、牛之浜が立て続けに退場。2人を欠いた状態で残り約30分を戦うも、「延長戦に持ち込みたかった」(梅内)願いは通じなかった。
 再三の好セーブを見せた主将の土井康は「よく守った」と仲間に感謝しつつ「見に来てくれた人たちに申し訳ない」と悔やむ。それでも戦いは続く。10月に地元岩手で行われる国体では「優勝しないといけない」。下を向くことなく帰りのバスに乗り込んだ。(加藤伸一)

<前半ペース乗れず/盛岡・神川明彦監督の話> 2人が退場して苦しんだ中、選手たちはベストを尽くした。敗因は前半に自分たちのペースに持ち込めなかったこと。ここで得た経験を今後のリーグ戦、岩手国体に生かしたい。


2016年09月23日金曜日


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