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<七ケ浜遺体>被告、起訴内容認める方針

 宮城県七ケ浜町の民家で昨年10月、住人の無職佐藤かのさん=当時(87)=と長男で契約社員の長一さん=同(57)=の遺体が見つかった事件で、殺人と死体遺棄罪で起訴された次女の無職幸江被告(56)が、仙台地裁で26日に開かれる初公判に起訴内容を認める方針で臨むことが関係者への取材で分かった。逮捕後は一貫して黙秘していた。裁判員裁判で審理され、量刑が主な争点となる。
 起訴状によると、被告は昨年3月下旬ごろ、同町東宮浜神明の自宅で長一さんの頭を硬くて重い物で複数回殴るなどし、殺害したとされる。さらに10月20日ごろまでに、長一さんとかのさんの遺体を自宅敷地内に遺棄したとされる。
 関係者によると、被告は殺人と死体遺棄罪ともに起訴内容を認め、主に情状の程度が審理される見通し。被告は昨年12月末までに3度起訴されたが、認否や事件の経緯は供述していなかった。被告は生前の2人と同居しており、犯行動機も焦点となる。
 事件は昨年10月20日、町内に住む長女が「母がいない」と警察に相談して発覚。同22日にかけて、庭に埋められたかのさんと、自宅台所の床下で後頭部に複数の骨折がある長一さんの遺体が相次いで見つかった。県警は同26日、大館市内で被告の身柄を確保した。


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2016年09月24日土曜日


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