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<秋の交通安全>各地で事故防止誓う

「エイエイオー」と拳を突き上げる支倉常長隊と参加者
パトカーで巡回に向かう署員たち
交通死亡事故の根絶に向けてときの声を上げ、思いを一つにした
交通安全宣言を読み上げる阿部会長(中央)と園児

 秋の交通安全県民総ぐるみ運動(21〜30日)が始まった。21、22の両日は宮城県内各地区で出動・出発式があり、事故防止を誓った。

<大河原>
 大河原署と柴田郡4町の合同出発式は21日、大河原町のえずこホールであった。交通安全団体の関係者ら約170人が参加。全員で交通事故の犠牲者に黙とうをささげた後、高橋克彦署長が「地域の隅々まで交通安全の意識を行き渡らせ、事故を減らしたい」と述べた。
 川崎町の武将隊「支倉常長隊」も参加し、「飲酒運転をする者は逃がさぬようお願い申す」と高橋署長に要請。運動の成功に向け参加者と一緒に「エイエイオー」と気勢を上げた。
 一日署長の委嘱を受けた大河原商高3年の佐々木綾音さん(17)が「出発」と号令をかけると、パトカーなど約10台が出動した。

<角田・丸森>
 角田・丸森地区の出動式は21日、角田署で行われた。大友喜助角田市長、保科郷雄丸森町長ら約150人が参加し、事故防止の徹底を誓った。
 同署管内では今年に入り20日現在、死亡事故で3人が犠牲になっており、前年より2人多い。大友市長が「結束して事故防止に努め、地域の安全安心確保に協力してほしい」とあいさつした。
 佐藤俊明署長は「交通安全の輪が広がり、悲惨な事故がなくなるよう関係機関と連携を図りたい」と述べた。引き続き、署員らがパトカー7台で一斉に巡回に向かった。

<白石>
 白石市の出動式は21日、白石城天守閣であった。白石署員有志でつくる「白石警察甲冑(かっちゅう)隊」が「交通死亡事故の根絶を目指し、いざ出陣じゃ」と気勢を上げた。
 市内の関係者約70人が参加。風間康静市長は「交通安全意識のさらなる啓発に積極的、効果的に取り組んでほしい」と述べ、伊藤正人署長は「人目に触れるような活動を展開し、市民全員に交通安全を浸透させよう」と訴えた。
 出動式の後、甲冑隊などは市役所近くの交差点付近に立ち、通勤通学を急ぐ歩行者や車両に注意を呼び掛けた。

<多賀城>
 多賀城市の出発式は22日、市役所であり、交通安全協会多賀城市連合支部、市交通安全母の会の会員ら約350人が参加した。
 菊地健次郎市長は「皆さんの尽力で市内の死亡事故ゼロが1年以上続く。引き続き協力をお願いしたい」と呼び掛け、塩釜署の横山裕署長は「横断中の歩行者の事故が増えている。一人一人がルールを守り、事故を減らしてほしい」と協力を求めた。市老人クラブ連合会の阿部昭一会長(88)と柏幼稚園の園児が「事故から身を守ろう」と交通安全宣言をし、園児の鼓笛隊演奏が披露された。
 市は30日までの期間中、ドライバーに特産のニラを配って安全運転を呼び掛ける「飲酒・無謀運転根絶ニラめ作戦」や高齢者交通安全教室を行う。


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2016年09月24日土曜日


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