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<台風10号>岩手被害1361億円に拡大

 岩手県は23日、台風10号豪雨による概算被害額が1361億8077万円に達したと発表した。土木関係施設や農林水産で被害額が増えた。被害が甚大だった岩泉町内では調査が続いており、被害額はさらに膨らむ見通し。
 土木関係の被害額は876億6798万円。堤防崩落など河川の被害が295億円、道路が512億円、橋が55億円など。市町村別では岩泉町が508億円で最も多く、全体の約6割を占める。次いで久慈市83億円、宮古市71億円など。
 農林水産関連は林道の調査が進み、計17市町村1183カ所で橋の流出や路肩の決壊などの被害を確認した。被害額は約65億円。岩泉町は556カ所で被害額は37億円に上る。
 豪雨の影響で水没し閉鎖している岩泉町の鍾乳洞「龍泉洞」は、洞内の電気施設に3800万円の被害が出た。板張りの通路など調査中の部分もあり、被害額は増える見通し。
 岩泉町の23日朝の避難者は351人。停電が200戸、断水が364戸で続いている。久慈市では全避難所が閉鎖された。
 県は23日、災害対策本部を廃止し、台風災害復旧・復興推進本部を設置した。新たに台風災害復旧復興推進室を設け、本格復旧を支援する。


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2016年09月24日土曜日


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