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クマ被害の防止専門家と考える 川崎で講演会

クマと人間との付き合い方を語る米田理事長(右)

 秋田県鹿角市の山林で5、6月に山菜採りの男女4人がクマに襲われ死亡した事故を教訓に、クマによる被害を防ぐ方法を考える講演会が24日、宮城県川崎町山村開発センターであり、東北各県から約100人が参加した。
 NPO法人日本ツキノワグマ研究所(広島県)の米田一彦理事長(68)=十和田市出身=が講話し、「午前4時ごろにタケノコ採りに山に入る人もいるが、早すぎる。午前9時ぐらいだと少し危険性は薄れるかもしれない」と述べた。
 今年は宮城県内でもクマ目撃が相次いでいる。米田氏は「1頭の元気のいいクマが動き回れば目撃数は増える。実態を捉えるには事故数や駆除数を考慮した方がいい」と指摘。「今年の事故数だと『大出没』とまでは言えない」と語った。
 「ブナの実が凶作だと出没が増える」との見方に対しては「それほど単純ではない。山の実態を総合的に見る必要がある」と主張した。鈴やクマよけスプレーの有効性も強調した。


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2016年09月25日日曜日


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