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<楽天>頼みの則本 4回暗転

4回日本ハム2死一、二塁、陽岱鋼(奥右端)に3ランを浴びた東北楽天先発の則本

 東北楽天のクライマックスシリーズ(CS)進出の可能性が消えた。昨季とほぼ同時期に事実上の終戦を迎え、これで3年連続のBクラスが決まった。
 負けられない重圧のかかるマウンドで、頼みのエースが力尽きた。先発則本は150キロ台の直球を軸に、三回まで5者連続三振を奪う圧巻の投球で無失点。最高の立ち上がりだったが、四回に暗転した。
 1死三塁で中田に強気で攻めた内角直球を左前に運ばれ、先制される。さらに2死一、二塁と続くピンチで、陽岱鋼にフルカウントから真ん中に甘く入った変化球を狙われ、左中間へ痛恨の3ラン。「四球を怖がってしまったのが、最悪の結果になった。チームの勢いを落とし、申し訳ない」
 則本は球数が120球となった七回も自ら志願し、マウンドへ。「救援陣に負担をかけたくないという気持ちがあったのだろう」と与田投手コーチ。大谷(岩手・花巻東高出)、中田の強打者をしっかり抑え、7回136球を投げ抜いた。敗れはしたが、最後まで気迫のこもった投球でエースとしての責任感を示した。
 チームは8月に15勝9敗1分けとリーグ月間最高勝率を挙げる快進撃を見せ、3位ロッテと最大13.5あったゲーム差を6.5まで縮めた。だが、9月に入ると3連敗を3度するなど勢いは失速。上位3チームとの対戦に限ると3勝9敗と大きく負け越していた。
 CS進出への道は断たれたが、「順位が確定したわけでないので、今のメンバーで上を目指してやっていく」と梨田監督。今季は残り9試合。来季に弾みをつけるためにも、昨季まで2年連続だった最下位からの脱出はもとより、4位でシーズンを終える戦いが求められる。(佐々木智也)


2016年09月25日日曜日


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