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<ヨネックスOP>タカマツ決勝進出 

女子ダブルス準決勝で田中、米元組を下し、決勝進出を決めた高橋礼(奥左)、松友組

 バドミントンのヨネックス・オープン・ジャパン第5日は24日、東京体育館で各種目の準決勝が行われ、女子ダブルスでリオデジャネイロ五輪金メダルの高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス、宮城・聖ウルスラ学院英智高出)は2−0で田中志穂、米元小春組(北都銀行)を下し、2年ぶりの決勝で、リオ五輪銀メダルのカミラ・リターユヒル、クリスティナ・ペデルセン組(デンマーク)と対戦することになった。

◎体を張って執念のレシーブ

 じわじわと詰められ、迎えた第2ゲームの19−19。力強いスマッシュが自慢の高橋礼が、身を投げ出して床に落ちそうなシャトルを拾うと、そのまま2連続得点で試合を決めた。「奇跡に近い。あんなに動けるとは思わなかった」。体を張った先輩の意地が実を結び、高橋礼、松友組が2大会ぶりの決勝進出を果たした。
 2人はリオ五輪後、約10日間コートを離れた。体を少し動かしていた松友とは対照的に、高橋礼は完全休養に徹した。「(大会前の)日本代表合宿で状態を戻せればいいと思っていたが、本当に動けなかった」
 競り負けて1−1になれば、体力的に厳しい展開になる。その危機感が最終盤のプレーを生んだ。五輪女王の調整不足をカバーしたのは観客の視線だ。今大会、チケットの売れ行きが好調で、高橋礼は「変な試合はできないと思い、気が引き締まった」と振り返る。
 3試合連続のストレート勝ちで、会場には勝って当然という空気が漂う。松友は「周りにそう思ってもらえるのはうれしい。勘違いしないでやっていきたい」。周囲の熱は感じても決して舞い上がらない。謙虚な姿勢もタカマツの魅力だ。(剣持雄治)


2016年09月25日日曜日


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