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<秋季高校野球宮城>きょう決勝

利府−東陵 2失点完投した東陵の先発佐藤

 秋季高校野球県大会第5日は24日、仙台市宮城野区の楽天Koboスタジアム宮城(コボスタ宮城)で準決勝2試合があり、仙台育英と東陵が決勝に進出し、東北大会出場を決めた。仙台育英は5年連続30度目、東陵は4年連続10度目の東北大会出場。仙台育英は四回までに7点を奪い、仙台城南に7−0の七回コールド勝ち。東陵は終盤に3得点し、利府に4−2で競り勝った。最終日の25日はコボスタ宮城で、東北大会出場を懸けた3位決定戦と決勝が行われる。

 ▽3位決定戦(コボスタ宮城)

仙台城南 − 利府 10時
 ▽決勝(同)

仙台育英 − 東陵 13時

 ▽準決勝

仙台育英 7−0 仙台城南

東陵 4−2 利府

◎仙台育英 投打圧倒

 ▽準決勝

仙台育英1312000=7
仙台城南0000000=0
(七回コールドゲーム)

 【評】仙台育英が投打に圧倒してコールド勝ち。一回に佐川、尾崎の連続二塁打で先制。二回は敵失や斎藤の2点二塁打で3点を加えて主導権を握った。仙台城南は打線が二回無死三塁の好機を生かせず、相手3投手の前に散発4安打と振るわなかった。

 ○…4番と主将が活躍 仙台育英の打線が序盤からつながり、2戦連続のコールド勝ち。これまで適時打がなかった4番尾崎と主将西巻が活躍し、佐々木監督を「今日一番良かったのは2人に打点が付いたこと。尾崎の先制打で乗っていけた」と喜ばせた。
 尾崎は一回2死二塁から低めのカーブを左中間に運ぶ二塁打。「振ったら当たった。形はどうあれ(チームを)勢いづけられて良かった」と振り返る。
 四回には無死一塁から西巻が右中間に6点目をもたらす三塁打を放った。西巻は「(右打席から)逆方向に打つ意識を持てるようになってきた」と復調の手応えを得た様子だった。

 〇…浅野友、完敗認める 初の準決勝に臨んだ仙台城南が仙台育英の強打に屈した。先発し、7回で10安打を浴びた主将の主戦浅野友は「これまでの対戦相手とは違い、少しの失投も打ち損じなかった」と完敗を認めるしかなかった。
 外角主体の投球だった四回までは「際どいコースを見極められた」と言い、やや甘くなった球をうまく捉えられ、味方の失策も絡んで7失点。それでも、配球を変えて「内角直球が決まってきた」と言う五回以降は無失点で切り抜けた。
 右腕は東北大会出場が懸かる3位決定戦へ「9回を投げ、主将、エースとしてチームを勝たせたい」と気持ちを切り替えた。

◎東陵 逃げ切る

 ▽準決勝

東 陵100000030=4
利 府000100001=2

 【評】東陵が終盤に勝ち越して逃げ切った。1−1の八回1死満塁から押し出し四球と小野寺の犠飛、石原の適時打で3点を挙げた。先発佐藤は要所を締め、無四球の7安打2失点で完投。利府は九回に二瓶の適時打で1点を返す粘りを見せたが、後続を断たれた。

 〇…スライダー低めに決まる 東陵は佐藤が7安打2失点の完投で勝利を引き寄せ、「スライダーが外角低めに決まり、まずまずの投球だった」と納得の表情で振り返った。
 4−1の九回は適時打を浴びて2点差に迫られ、なお1死一、三塁。相手の利府は準々決勝の東北戦、0−3から逆転サヨナラ勝ちを収めていることから、「焦ると連打を食らう。落ち着いていこう」と気を引き締めた。自信のあるスライダーで次打者を内野ゴロに打ち取り、併殺でピンチを脱した。
 兄の洸雅さん(18)は2014年に東陵の主戦として選抜大会に出場。4年連続出場となる東北大会に向け「決勝まで行き、絶対に兄と同じ舞台に立ちたい」と意気込んだ。

 ○…畠山、8回に突如乱調利府は2番手の主戦畠山の突如の乱調が響き、5年ぶりの決勝進出を逃した。準々決勝の東北戦で7回1失点と好投した左腕は「疲れが取れていなかった」と悔しげな表情を見せた。
 三回からマウンドに上がり、六回までは無安打無失点だったが、七回に違和感が襲ったという。「疲れが腰にきて球威が落ちた」と初めて安打を許すと、八回には3死四球と制球を乱し、押し出しや適時打などで3点を失った。
 田野監督は「途中までは良かったが、いきなり悪くなるとは思わなかった。代えどころが難しかった」と話した。


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2016年09月25日日曜日


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