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<フォトまん歩景>縁結びの野中神社

◎ビル街で手を合わせ

 仙台市青葉区一番町の商店街から脇道に入る。大人1人が通れるほどの細い道を進むと、小さなやしろがあった。由来が、仙台藩祖伊達政宗に関わるとされる野中神社だ。
 城下の町割りで縄張りをした際に使った縄を埋め、祭ったと伝えられている。周囲は見上げるようなビルが立ち並ぶ。夕闇に包まれると、独特の雰囲気が醸し出される。
 商売繁盛や、縄にちなんだ縁結びに御利益があるという。「いい相手が見つかりますように」。女性たちが訪れては、静かに手を合わせる。
 昨年12月に仙台市地下鉄東西線が開業し、近くに青葉通一番町駅ができた。神社周辺は人の往来が増え、ひそかなパワースポットの注目度は一段と高まっている。願いに応える神様も忙しそうだ。
(写真部・山本武志)

 [メモ]野中神社の現在の社殿は1988年に建てられた。毎月11日は「縁結日(えんむすび)」と名付けた縁日が開かれる。サンモール一番町商店街振興組合婦人部のメンバーが作った縁起物の縁結びストラップが販売される。連絡先は振興組合022(227)4851。


2016年09月26日月曜日


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