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<ベガルタ>覇気なく安直なミスで自滅

仙台―名古屋 名古屋に1―2と敗れ肩を落とす仙台イレブン(山本武志撮影)

 初のJ2降格危機に直面する名古屋に対し、仙台は引き分ければJ1残留が決まる。置かれた状況の違いが出たのか。気迫、集中力、勝利への執念。仙台は全て、名古屋を下回った。
 「最初の失点があまりに軽率」と渡辺監督は声を落とした。前半2分。闘莉王が中盤から前線に送った球は、仙台の最終ライン渡部、藤村の間に。両者が球を挟んで見合う隙に、小川が飛び込み先制。守備を統率する渡部は「横のシモビッチに気を取られた。(藤村を)カバーできなかった」
 安直なミスはまだ続く。0−1の後半12分、自陣エリア付近の平岡。GK関からパスを受けた直後、目の前の田口に奪われ加点された。必死に応援するサポーターの目の前。ホーム戦で仙台は自滅した。
 奮起したい攻撃陣は、茂木の途中出場後にリズムが生まれたが、それ以前は単調で連動性を欠いた。自らも決定機を逃した梁勇基は「今季に限らず、最後に決められないのはうちの課題だ」と嘆く。
 これで5戦連続勝ちがなく、今季ホーム戦は9敗目。「残り試合全て勝つ」と、天皇杯初戦J3盛岡に2−5で惨敗してからの言葉を繰り返す渡辺監督。サポーターの怒りは爆発寸前だ。(狭間優作)


2016年09月26日月曜日


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