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<松島瑞巌寺>三聖堂 10年ぶり開扉

10年ぶりに扉が開かれ祭典が営まれた三聖堂

 瑞巌寺(宮城県松島町)が所有する「三聖堂」の扉が25日、10年ぶりに開かれ、祭典が営まれた。観音像、達磨(だるま)大師、菅原道真(天神様)を本尊とし、観音講が月1回開かれていたが、地元住民の高齢化などにより10年前に途絶えていた。
 三聖堂は1682(天和2)年、瑞巌寺の鵬雲(ほううん)住職によって造営された。観音の慈悲、達磨の忍耐・努力、天神の学問・知恵の三つが人生に不可欠という考えに基づき、3人を本尊として祭る。
 祭典には地元住民ら約30人が参加。扉が開かれ、祭られた「三聖」の前で瑞巌寺の吉田道彦住職らが読経した。
 新たに設立された三聖堂奉賛会の加藤誠一会長は「瑞巌寺に関係する歴史、文化を守り、後世に伝えていきたい」とあいさつ。吉田住職は「再び、心のよりどころにしていただきたい」と語った。
 三聖堂は瑞巌寺本堂や円通院の近くにあり、松島観光の名所の一つになっている。奉賛会は来年以降も9月25日に扉を開け、例大祭を営む予定。


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2016年09月26日月曜日


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