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<台風10号>岩手の被害額さらに拡大へ

 岩手県で甚大な被害が出た台風10号豪雨は、27日で発生から4週間となる。23日現在の概算被害額は1361億8077万円で、県内の大雨被害としては過去最大。岩泉町を中心に調査が続いており、被害額はさらに拡大する見通し。宮古市は26日、罹災(りさい)証明書の発行を始めた。岩泉町も10月1日に発行を開始する。
 県によると、農業関連では被災した岩泉町の第三セクター「岩泉乳業」や「岩泉産業開発」で製品や加工場、関連設備の被害調査が終わっていない。両社によると、被害額は合わせて十数億円を超える見通し。
 岩泉町ではほかに、林業関連で住民が整備した生活用の作業道路や橋の流出による被害額がまとまっていない。町によると、少なくとも100カ所で道路や橋が流失したとみられる。
 商工業関連では、17市町村の企業や個人商店など1786事業者が被災した。建物浸水や商品廃棄に伴う被害額は223億4850万円。市町村別では宮古市が127億円で最多。次いで久慈市64億円、岩泉町31億円など。
 岩泉町の26日朝の避難者は329人。停電が200戸、断水が364戸で続いている。


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2016年09月27日火曜日


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