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<台風10号>返礼品なし…緊急寄付1000万円

 台風10号豪雨で被災した岩手県岩泉町が災害対応事業費の確保に向け、緊急の寄付を募っている。ふるさと納税でも返礼品を送付しない条件にもかかわらず、25日までの12日間で約1000万円の寄付が集まった。年間のふるさと納税額の約1割に当たり、町は「被災者のために有効に使いたい」と感謝する。
 町内の農家や加工場が被災し、短角牛、ヨーグルト、マツタケなどの特産品が確保できず、ふるさと納税の返礼品を送るのが困難になった。
 町はふるさと納税の受け付けを中止。返礼品なしの寄付に切り替え、ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」などで14日に募集を始めた。
 昨年度は50種類以上の返礼品をそろえ、約9500万円の寄付を受けた。毎年寄付するリピーターもいて「ヨーグルトがおいしい。早く再開してください」といった応援メッセージも寄せられているという。
 町は当面、返礼品なしの寄付募集を続ける。復旧状況を見て、早ければ年内に返礼品の発送を再開する。
 伊達勝身町長は「被災者が仮設住宅に移ったり、仮設から災害公営住宅に移ったりする際、家具などの支援に活用したい」と寄付の使い道を説明する。
 連絡先は町経済観光交流課0194(22)2111内線552、553。


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2016年09月27日火曜日


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