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酪王カフェオレの歌誕生 福島の味うまさ拡散

酪王乳業が本社工場で開催した催しで歌うMANAMIさん=25日、郡山市

 福島県内で根強い人気の飲料商品「酪王カフェオレ」のテーマソングが誕生した。東京電力福島第1原発事故の風評を振り払って発売40年を迎えたのを記念し、福島市のシンガー・ソングライターMANAMIさん(24)が作詞作曲。「一口飲んだら たちまちハッピー♪」と本人が歌うテレビCMも県内で放映されている。
 商品は、酪王乳業(福島県郡山市)が創業1年後の1976年に発売した。牛乳の割合が約6割とやや多く、程よい甘さが特徴。売り上げの8割が県内という「福島のソウルドリンク」だ。
 原発事故後、県産商品に対する風評が高まった際、東京の漫画家が「そんなことより酪王カフェオレおいしい」とネット上で激励。投稿が拡散して知名度が上がった。売り上げは事故前の2割増に急伸。事故後に2割以上落ち込んだ会社全体の売上高も1割減の水準まで回復した。
 MANAMIさんはローカル鉄道の福島交通飯坂線の応援歌なども手掛ける。発売40周年記念CMの制作を決めた酪王乳業の依頼を受け、笑顔が広がるような明るい詞と曲を仕上げた。
 カフェオレの取扱店は東北や関東でも増えており、同社の鈴木信洋専務は「MANAMIさんの歌と一緒にファンをもっと増やしたい」と強調。MANAMIさんは「地元の味のおいしさが伝わるよう心を込めて歌う」と話す。
 CMは動画投稿サイト「ユーチューブ」で見ることができる。


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2016年09月27日火曜日


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