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無農薬野菜召し上がれ 若手農家が奮起

多彩な野菜料理が並んだ試食会

 岩手県一関市内の若手農家でつくる「両磐4Hクラブ」が地元経済界と協力した農産物の販路拡大やレシピの発信に力を入れている。無農薬野菜などを使った初めての試食会を市内で開き、味の良さと安全性をアピールした。
 クラブの会員は20〜40代の農家約30人。無農薬や減農薬、有機肥料による野菜作りに励んでいる。農協などの主な取引先に加え、飲食店や一般家庭とのつながりを強めようと、一関商工会議所などと連携して情報発信を強化することにした。
 一関市千厩町の「レストランあさひや」で今月上旬にあった試食会には地元料理人や商工関係者ら約50人が出席。
 あさひやの原田良一料理長が手掛けたトウモロコシのチャーハン、トマトを使った海鮮サラダ、ペースト状にした里芋のデザートといった約30品目のメニューを味わった。会員農家は、甘みの強い野菜の味わいや栽培環境の特長を熱っぽく説明した。
 クラブの石田良知会長(41)は「農家が消費者に直接訴える機会は少ない。今後はイベントを通じて自分たちの野菜の良さを伝え、食卓を幸せにしたい」と意気込んだ。
 原田料理長は「良い野菜作りを追求する若い生産者の心が、本物志向の消費者に広がっていくのではないか」と期待した。


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2016年09月28日水曜日


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