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<台風10号>農林水産中心に岩手被害拡大

 岩手県で甚大な被害が出た台風10号豪雨は27日、発生から4週間となった。県は同日、概算被害額が1394億4328万円に達したと発表した。農林水産関連を中心に23日時点と比べ、32億6251万円増えた。調査は全体の6割程度にとどまっており、被害額はさらに膨らむ見通し。
 道路復旧に伴い、林道の被害調査が進んだ。これまでに17市町村の1445カ所で橋の流失や路肩の決壊を確認した。被害額は88億9729万円。
 土砂流入による農地被害は岩泉町など18市町村で412.3ヘクタールに達した。被害額は41億6000万円。ビニールハウスなど農業用施設の被害は同町など19市町村の705カ所に上り、33億500万円の被害。
 水産関連では、宮古市など9市町村で養殖のカキやホタテ83.4トンが台風による高波で海中に落下する被害が出た。被害額は2億7193万円。
 住宅被害は21市町村で4028戸に上る。全壊が岩泉町、宮古市、久慈市、野田村で計379戸、半壊は岩泉町など6市町村で計2094戸となっている。
 岩泉町の27日午前の避難者は338人。停電が181戸、断水が364戸で続いている。


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2016年09月28日水曜日


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