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<わらび座>旅行業にも力 秋田観光を提案

温泉施設「ゆぽぽ」内に設けられた「あきたびくらぶ」

 劇場や温泉施設などを展開するわらび座(秋田県仙北市)が国内外からの誘客を狙い、旅行業を強化している。旅行事業部門「あきたびくらぶ」を今春新設。わらび座を含む県内の観光地を巡る観光プランの提案に加え、インバウンド(訪日外国人旅行者)向けの商品開発を本格化させる。
 4月に第2種旅行業者として登録後、温泉施設「ゆぽぽ」内に「あきたびくらぶ」の専用窓口を設けた。8月末までに340件を受け付けるなど、滑り出しは好調だ。
 県内外の客の要望を基に旅行プランを作成。鉄道や航空券の手配に加え、わらび座の施設や田沢湖(仙北市)、乳頭温泉(同)などを巡るルートを提案している。専用窓口では、わらび座の施設利用客向けにJTBなどの県外の旅行商品を手配する。
 今後は海外の旅行会社と契約し、インバウンド向け商品の開発を目指す。台湾、中国、タイをターゲットに、わらび座社員が現地の観光業者を訪問。12月までに料金やコースを設定し、2017年度から3年間で1万人程度の集客を図る。
 わらび座は劇団わらび座を主体とし、劇場や温泉施設、レストランなどがある「あきた芸術村」を仙北市で運営。年間約25万人を集客している。旅行業への参入は「わらび座以外にも県内の観光地を回りたい」という利用者の要望を踏まえたという。
 同社の山川直人取締役統括は「わらび座と県内の観光資源を組み合わせて、国内外からの誘客を目指したい」と意気込む。


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2016年09月28日水曜日


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