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<福島第1>排気筒にドローンの線量計落下

 東京電力は27日、小型無人機「ドローン」を使った福島第1原発1、2号機共通の排気筒の放射線量調査で、ドローンでつり上げていたワイヤがすり切れ、線量計が排気筒の内部に落下したと発表した。排気筒上部の手すりにワイヤが接触したのが原因という。
 調査は支柱に亀裂が見つかっている排気筒(高さ120メートル)の解体工法を検討するのが目的。地上からワイヤでつながった線量計をドローンでつり上げて排気口に投入し、10メートル間隔で内部線量を測る計画だった。
 トラブルは計測が完了し、上空のドローンを支点にワイヤを巻き上げる途中で起きた。線量計には計測記録が残っているが、排気筒の下部は放射線量が極めて高く、回収は断念した。
 ワイヤはステンレス製で直径0.6ミリ、線量計の重量は110グラムだった。調査は24日に始め、排気筒周囲の計測を終えた後、27日に内部の調査に着手した。東電は再発防止策を取った後、調査を再開する。


2016年09月28日水曜日


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