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重症心身障害者の短期入所 米谷病院が来月開始

 登米市立米谷病院は10月3日、宮城県の委託を受けて重症心身障害児者の医療型短期入所を始める。在宅で介護する家族の支援が狙い。障害者対応施設以外での受け入れは、同病院が県内で初めてとなる。
 受け入れ対象は、仙台市を除く県内に住む重度の重症心身障害児者。当面は平日に日帰りで受け入れ、食事など生活全般の援助を病室で病院職員が行う。介護する家族が冠婚葬祭や旅行などで家を不在にする場合の利用が見込まれる。利用は1日につき1人まで。
 県は本年度、医療型短期入所モデル事業を進め、米谷病院をモデルとした。県は受け入れ枠を確保する病院側に配慮し、入所者がいない日の介護給付費分を病院に助成する。
 重症心身障害児者の短期入所施設は仙台市に3カ所、山元町に1カ所あるがすべて障害者対応の施設で、病院での受け入れは米谷病院が県内初となる。
 遠藤敏院長は「医療施設としてできることで地域の人を支えたい」と受け入れを決めた。病院では、日帰り利用から宿泊できるよう環境整備を進めていく考えだ。
 県障害福祉課は「来年度以降も事業を継続し、短期入所事業に取り組む医療機関を拡充していきたい」と話している。


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2016年09月29日木曜日


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