岩手のニュース

<台風10号>岩泉の被災者に熱々パスタ

パスタ料理を振る舞う高橋さん(左)ら

 台風10号豪雨で甚大な被害が出た岩手県岩泉町で28日、東日本大震災の被災地の石巻市で産声を上げたイタリア料理店が炊き出しに訪れ、被災住民らとの交流を深めた。
 小本(おもと)川の氾濫で約2メートル浸水した中島集会所で、石巻市中央2丁目の「トラットリア・デル・チェントロ」のオーナーシェフ高橋旭さん(39)らが料理を振る舞った。住民やボランティアが熱々のミートソーススパゲティなどを堪能した。
 近くの自宅が浸水し、田野畑村で避難所生活を送る主婦千葉百合子さん(67)は「スパゲティを食べるなんて久しぶり。感激で胸がいっぱい」と喜んだ。
 高橋さんは震災時、仙台市内でコックとして働いていた。新鮮な海産物で料理を提供しようと、昨年、石巻市内の被災建物を改修して店を出した。「困った時はお互いさま。おいしいと喜んでもらえてよかった」と話した。


関連ページ: 岩手 社会

2016年09月29日木曜日


先頭に戻る