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<全町避難>富岡に町立診療所オープン

富岡町が診療所開設=28日、福島県富岡町

 東京電力福島第1原発事故で全域が避難区域にある福島県富岡町内に28日、町立の「とみおか診療所」が開所した。町は来年4月の帰還開始が目標で、現在は長期の自宅滞在が可能な「準備宿泊」が認められている。初期医療を担い、住民の帰町環境を向上させる。
 診療所は平屋(床面積約500平方メートル)で内科、外科、精神科の3科。コンピューター断層撮影(CT)室や超音波検査室を設け、一般診療から精密検査まで対応できる。
 指定管理者と所長には、町内で病院を運営していた今村諭氏(61)=内科、神経内科=が就き、医師は常勤の今村氏と非常勤1人の2人体制。診察は来年3月末までは週3日で、4月以降は5日に増やす。
 開所式で宮本皓一町長は「町民の不安を解消し、健康と安心を支える拠点として開設を進めてきた。医療の再生は町の復興に不可欠だ」と期待した。


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2016年09月29日木曜日


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