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<病院贈収賄>医師赴任前から業者と知り合い

磐城共立病院に家宅捜索に入る福島県警の捜査員ら=27日午後6時、福島県いわき市

 いわき市立総合磐城共立病院(福島県いわき市)の診療材料器具納入を巡る贈収賄事件で、収賄容疑で福島県警に逮捕された心臓血管外科主任部長の医師近藤俊一容疑者(50)=いわき市内郷御台境町=が、同病院に勤務する以前から贈賄側企業の代表と知り合いだったことが28日、捜査関係者への取材で分かった。
 関係者によると、近藤容疑者は2008年7月、県内の別の病院から磐城共立病院に赴任。贈賄容疑の引地仁容疑者(57)=福島市栄町=を代表とする医療機器販売会社「アイビー」(福島市)が同病院に器具を納入し始めたのは09年度からで、それ以前の取引実績はなかった。同社は昨年度、約2億8000万円分の器具を同病院に納入している。県警は、近藤容疑者が旧知の間柄だった引地容疑者の会社を取り立てていたとみて、院内での職務権限などを調べている。
 近藤容疑者の逮捕容疑は、器具の納入でアイビーに便宜を図った謝礼として13年10月から今年7月まで、いわき市内のマンションの賃料など約547万円を引地容疑者に肩代わりさせた疑い。


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2016年09月29日木曜日


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