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不用の制服すてきに再生 労金がNPOへ寄贈

不用になった制服を白木さん(左)に贈呈する影山理事長

 廃棄物から利用価値の高い製品をつくる「アップサイクル」に活用してもらおうと、東北労働金庫(仙台市青葉区)は不用になった制服やスカーフ計約1万点をNPO法人ふうどばんく東北AGAIN(宮城県富谷町)に寄贈した。制服は障害者団体が財布などの商品に加工し、販売する。
 東北労金は今春、東北76店舗などで女性職員の制服をリニューアルした。要らなくなった制服を、ふうどばんく東北理事の白木福次郎さんが代表理事を務める一般社団法人「アート・インクルージョン(Ai)」で活用してもらうことになった。
 Aiは、青葉区国分町に飾られた街頭フラッグの使い古しをバッグに再生するなど、障害者によるアップサイクルに取り組んでいる。Aiでは寄贈された制服を使って他の障害者団体と共に財布やペンケースといった商品に作り替え、来春ごろに発売する。
 労金本店で16日にあった贈呈式で、労金の影山道幸理事長は「障害がある人の生活基盤になるよう役立ててほしい」と話した。白木さんは「環境に優しく、障害者の収入につながる。皆がウィンウィン(相互利益)の関係になることができる」と謝辞を述べた。
 出来上がった商品は東北労金の各店舗のイベントや太白区長町の商店街などでも取り扱う予定。


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2016年09月30日金曜日


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