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<七ケ浜遺体>被告の次女に懲役16年求刑

男女2人の遺体が見つかった佐藤さん方を現場検証する捜査員=2015年10月23日、宮城県七ケ浜町東宮浜

 宮城県七ケ浜町の民家で住人の佐藤かのさん=当時(87)=と長男の長一さん=同(57)=の遺体が見つかった事件で、殺人と死体遺棄罪に問われた次女の幸江被告(56)の裁判員裁判の論告求刑公判が29日、仙台地裁であり、検察側は懲役16年を求刑し、結審した。判決は10月3日。
 検察側は論告で「無抵抗の長一さんの頭に金属製のハンマーを勢いよく振り下ろせば、重大な結果を招くことは想定できた」と指摘。死体遺棄についても「兄に対する愛情のかけらもない。警察に捕まりたくないと、母の遺体も遺棄し、罪を重ねた」と主張した。
 弁護側は最終弁論で「計画性はなく、(相手が死んでも構わないという)未必の殺意だった」と情状酌量を求めた。
 起訴状などによると、被告は昨年3月22日、同町東宮浜神明の自宅で長一さんの頭を鈍器で殴るなどして殺害し、同年10月20日ごろまでに長一さんとかのさんの遺体を自宅敷地内に遺棄したとされる。


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2016年09月30日金曜日


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