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被災者心の原風景22点 奇跡の一本松など描く

被災地への思いを観覧者に語るはせがわさん(左)

 福島県会津若松市出身の画家はせがわいさおさん(60)=さいたま市=の作品展「スターリィマンからの贈りもの」が29日、気仙沼市のリアス・アーク美術館で始まった。同館でこの日開幕した「新!方舟(はこぶね)祭」第1陣の一つで、東日本大震災被災者の心の原風景を描いたアクリル画など計22点を展示した。
 会場には陸前高田市の奇跡の一本松、気仙沼市の安波山、石巻市の万石浦などを取り上げた絵が並ぶ。はせがわさんの作品に登場するキャラクター「スターリィマン」が画面に登場し、幻想的な光景を描き出す。
 はせがわさんは震災後、スターリィマンの物語を創作した妻の芳見さん(59)、朗読の長女祐希さん(31)とともに被災地で紙芝居を披露する活動を続けており「絵が皆さんの心の支えになり、未来への希望になれば」と話す。
 登米市から訪れた男性は「配色が素晴らしく、心にしみる」と見つめていた。
 10月2日まで。観覧無料。2日午後2時からは同館ハイビジョンギャラリーで芳見さんも参加し、祐希さんの朗読公演がある。
 新!方舟祭は11月6日まで。期間中4〜5日ずつ、第6陣まで絵画や写真、工芸などの展示が予定されている。


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2016年09月30日金曜日


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