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<病院贈収賄>納入器具 贈賄業者しか扱わず

磐城共立病院に家宅捜索に入る福島県警の捜査員ら=27日午後6時、福島県いわき市

 いわき市立総合磐城共立病院(福島県いわき市)の診療材料器具納入を巡る贈収賄事件で、贈賄容疑で福島県警に逮捕された引地仁容疑者(57)=福島市栄町=が経営する医療機器販売会社「アイビー」(福島市)が病院に納入した人工弁などの製品には、同社しか扱っていない心臓血管外科関連の器具が含まれることが29日、共立病院への取材で分かった。
 収賄容疑で逮捕された心臓血管外科主任部長の近藤俊一容疑者(50)=いわき市内郷御台境町=は購入する器具を提案する立場にあったことから、県警は器具の指定を通じ、同社が取引できるようにした可能性もあるとみて調べている。共立病院によると、購入する診療材料器具は各診療科の提案を受け、専門の委員会で購入するかどうかを決定。その後の入札などで納入業者を選ぶ。納入可能な業者が他にない場合は1社のみの入札や随意契約となり、アイビーが扱った製品の一部もこうした手続きを経て納入されたという。


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2016年09月30日金曜日


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