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<ベガルタ>富田「球際負けられぬ」

最終調整に励む富田

 仙台のリーグ戦の直近の白星は、8月13日の柏戦までさかのぼる。ここ最近は5試合連続勝ちなし。ホームで敗れた前節名古屋戦後は、サポーターが渡辺監督に詰め寄る事態となった。昨季からイレブンを引っ張る主将富田は「戦う姿勢をもっと見せないといけない」と険しい表情を見せた。
 「そこ、しっかり抑えろよ」。9月29日の紅白戦。味方が安易にトラップミス、ボールをピッチの外に出した瞬間、富田が一喝した。
 「目指すサッカーは悪くないが、最近は一瞬の隙を見せた時に失点することが多い。細かいミスが重なり、失点につながっている」と、チームの課題を挙げる。「一人一人がもっと責任感を持って戦う必要がある」。主将の気迫に、練習場はいつにない緊張感が漂った。
 鳥栖には前回、ホームで0−2で完敗した。敵地だが、同じ相手には負けられない。「鳥栖は積極的にボールを追い掛けてくる。球際では負けられない」と、並々ならぬ闘志を燃やす。
 仙台は1日、J1残留を決める可能性が高いが、「それは意識していない」と語気を強める。あくまでも「残り4試合、全て勝つ」。目の色を変えた主将が、1カ月半ぶりの白星をもたらす。(狭間優作)


2016年10月01日土曜日


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