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<入試のツボ>進路に明確な根拠を

◎高校受験・志望校決定(1)

 志望校決定。将来に関わる重大な決断のはずだが、あまり深く考えずに決める生徒も多いようだ。自分の将来を描き、その上で志望校を決定するのが本来の姿。高校によって特徴はさまざまあり、入学してから後悔しても遅い。実際に中退した生徒も知っている。
 「自分の学力」「進学実績」「部活動」「通いやすさ」「普通科か専門学科か」「校風」「制服の有無」など、志望校を決める際に考慮すべき項目は多岐にわたる。
 何を重要視するかは各家庭で異なるだろうが、経験上、将来の夢や志望校について早いうちから親子で話し合っている生徒の場合、満足度の高い受験を実現しているようだ。
 例えば「大学に進みたいから、進学実績の良い高校に入りたい」というA君の場合、そうした高校を何校か選び、「通いやすさ」や「校風」の配点を高くして絞り込んでみる(表)。
 「手に職を付けたいので、早いうちから専門分野を学びたい」のであれば、高専を筆頭に考えてみたらどうだろう。明確な根拠で志望校の決定ができれば、出願条件に合わせた学習準備ができるはずだ。
 本県の入試制度の現状を見ると、受験は中1から始まっていると言えそうだ。後悔のない選択をするため、早くから将来を考え、余裕を持って準備してほしい。
(あすなろ学院・進藤誠学院長)

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2016年10月01日土曜日


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