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制服再利用で進学楽に フードバンクあきた

◎「フードバンクあきた」が新事業

 生活困窮者への食料支援に取り組む秋田市の一般社団法人「フードバンクあきた」は、市内の中学、高校の卒業生らから制服の提供を受け、希望者に無料で譲渡する事業を10月に始める。制服を再利用することで、進学費用の軽減を図る。
 制服の提供者は、フードバンクと提携した宇佐美クリーニング(秋田市)の10店舗に持ち込む。クリーニング代はフードバンクが市の助成金で賄う。市外に転居して持ち込めない人はフードバンクが相談に応じる。来年春に譲渡会を開く。
 フードバンクが制服の再利用を手掛けるのは、代表の林多実さん(55)が自身の子育て経験から必要性を感じていたためだという。林さんは「冬服と夏服、体操服などをそろえると1人10万円くらいかかる。貧困世帯以外でも負担は大きい上、3年で使い捨てるのはもったいない」と話す。
 事業は本年度、秋田市の「市協働サポート交付金」の対象に認定され、88万円が助成された。制服の再利用のほか、子どもらに食事を提供する「子ども食堂」の事業にも使う。連絡先はフードバンクあきた018(845)2868。


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2016年10月01日土曜日


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