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<東北求人倍率8月>青森は過去最高維持

 厚生労働省などが30日にまとめた東北の8月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月比0.02ポイント減の1.30倍だった。宮城が全国平均(1.37倍)を上回り、青森は前月と変わらず過去最高を維持。岩手、福島など4県は前月を下回った。
 各県の有効求人倍率は表の通り。宮城は2カ月ぶりに上昇し、1991年7月(1.52倍)に次ぐ高水準だった。新規求人(原数値)は前年同月比7.4%増の1万9834人でサービス業や医療・福祉で増加。新規求職者(同)は7.3%減の8611人だった。
 公共職業安定所別(同)は気仙沼1.96倍、石巻1.78倍と沿岸部が上位を占め、大和の1.68倍が続いた。最低は大河原の0.67倍。宮城労働局は「正社員として就職した人が増えており、転職希望者が減少している」と話した。
 岩手は8カ月ぶりの低下。10安定所のうち北上など8安定所で1倍を超えた。新規求人は4.4%減の1万259人。新規求職者は7.2%減の6045人だった。岩手労働局は「お盆の繁忙期に備えて7月までに人材を確保していた運輸・郵便業で反動減があった」と説明した。
 福島は3カ月連続の低下。8安定所全てで1倍を超えた。新規求人は4.8%減の1万3640人。新規求職者は0.2%減の7306人だった。福島労働局は「除染作業や道路建設など建設業を中心に復興関連の仕事が減ってきている」と分析した。

東北の有効求人倍率

〔注〕季節調整値。前月比の単位はポイント。▲はマイナス。全国順位のかっこ内は前月


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2016年10月01日土曜日


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