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<日本地理学会>津波被害など震災研究紹介

東北大災害科学国際研究所の4氏によるパネル討論

 日本地理学会秋季学術大会の公開シンポジウム「3.11その時、その後」が1日、仙台市青葉区の東北大川内北キャンパスであり、約70人が聞き入った。
 東北大災害科学国際研究所の4氏が各分野の取り組みを紹介。東日本大震災とスマトラ沖地震の津波被害の比較検証や、東北大病院災害派遣医療チーム(DMAT)による熊本地震での活動状況を説明した。
 パネル討論では4氏が登壇。歴史資料を基に過去の津波の分析を進める蝦名裕一准教授は「人工開発で見えなくなった地形の歴史をどう伝えていくかが課題」と話した。震災アーカイブの構築に取り組む柴山明寛准教授は「膨大な記録の中で必要な情報を見極める必要がある」と強調した。
 大会は東北地理学会との共催。9月30日から2日間、震災や豪雨、人口問題といった幅広いテーマで講演やポスター発表による研究報告があった。2日は震災被災地や仙台近郊の丘陵の視察を予定している。


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2016年10月02日日曜日


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