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<ベガルタ>ハモンロペス 獅子奮迅チームを鼓舞

鳥栖−仙台 前半26分、中盤からのパスを受け、ゴール中央から先制ゴールを決める仙台・ハモンロペス(小林一成撮影)

 試合終了後、仙台・ハモンロペスのコールが鳴り響いた。自身初のハットトリック。「ゴールよりもまず、久しぶりに勝てたことがうれしい。これで家に帰り安心して眠れる」。チームの6試合ぶりの白星とJ1残留の喜びをかみしめた。
 獅子奮迅の活躍だった。前半26分、富田に球が渡った瞬間、裏に抜け出した。後方からのパスを巧みにトラップし、ぐんぐん加速。セカンドタッチの時には既に、障壁は目の前のGKのみだった。倒れ込みながらも落ち着いてゴール右へ流し込んだ。
 6試合ぶりの先制点に、イレブンは自信を取り戻した。労をいとわず、前線から積極的に球際に厳しくぶつかった。勝利への執念を示し続けた。
 蒸し暑さに体力を奪われたのか、後半は相手に押し込まれたが、この苦境もハモンロペスが救った。2−1の30分、カウンターから攻め上がり、守備を振り切って左足で3点目。「これがラストチャンスと思って決めた」。追い上げムードの鳥栖サポーターを静まり返らせた。
 「仙台サポーターに気持ちが伝わる最大のプレーをしようと言って送り出した。選手たちは戦う姿勢を見せてくれた」と渡辺監督は満足げ。次は3週間後のホーム神戸戦。大勢の味方の前でその気迫を見せる時だ。(狭間優作)


2016年10月02日日曜日


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