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<楽天>安楽 踏ん張った

オリックス戦に先発し、8回1失点で3勝目を挙げた東北楽天・安楽(坂本秀明撮影)

 今季最終登板で、ようやく本拠地・コボスタ宮城のお立ち台に立った。東北楽天の先発安楽が8回1失点の好投で3勝目。「来年はもっと早く、この舞台で勝利を挙げられるよう頑張ります」と、はにかみながらスタンドを見つめた。
 最速144キロ。ブルペンで生命線の直球が走らないと判断するや、制球と変化球重視に切り替えた。二回に西野に同点ソロを浴びた後はその意識を高め、四〜七回は無安打無四球。プロ初完投も見え始めた。
 だが八回。2死から安達の一塁へのゴロで一塁へのカバーが遅れ、内野安打に。ピンチを招き、後続は抑えたものの完投は逃した。「来年につながる投球はできたが、投球以外のところで課題がたくさんある」
 今季中盤に中継ぎを経験した。「中継ぎの大変さが分かり、先発に戻ってから1回でも長いイニングを投げようと思うようになった」と話す。「自分の白星よりも負けがつかない投球をしたい」と、チームへの貢献を一番に考える。
 今季は本拠地で8試合に登板して0勝4敗、防御率4.97だった右腕の成長を感じさせる好投。梨田監督は「初回から安心して楽に見られた。初完投は来年の楽しみにしときましょう」と目を細めた。(浦響子)


2016年10月02日日曜日


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