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<重量挙げ>父譲りのセンスを力に 世界へ

世界ユース選手権出場が決まった佐藤=宮城農高

 重量挙げの17歳以下の世界大会、世界ユース選手権(20〜25日、マレーシア)に、宮城農高1年の佐藤康太郎(16)が日本代表として出場する。国内から派遣する有望株、男女5人の1人に選ばれた。バルセロナ五輪の重量挙げ代表を務めた父で同校の和夫監督(46)譲りのセンスを生かし、「いい経験にしたい」と世界に挑む。
 8月のインターハイは69キロ級に出場し、1、2年生で最高のトータル220キロを挙げ11位に入った。自己ベストは225キロ。パワーが必要なジャークは3年生と差があるが、技術力がものをいうスナッチは引けを取らない。
 仙台市八木山中では野球部に所属しながら、父が監督を務める宮城農高の練習場に足を運び、高校生に交じって少しずつ練習。昨年は全国中学生選手権62キロ級で優勝した。
 和夫監督からは「センスとスピードはピカイチ。これから力とフォームと柔軟性を身に付ける段階なので、世界で多くの経験を積んでほしい」と期待される。
 日頃から父の現役時代のビデオや、リオデジャネイロ五輪のメダリストの動画を見て、競技に打ち込む。「父が出たからではないが、やるからには五輪を目指す。将来、世界で戦うために高校生のうちに305キロを挙げたい」と意欲的だ。
 持ち味は「常に自己ベストを狙う気持ちの強さ」と自認。初めての世界ユース選手権に向け、「みんなが重い重量を挙げるのを見て、今まで無理と思っていた重量を挙げられるかも」と一気の自己ベスト更新を狙っている。


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2016年10月02日日曜日


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