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<B1仙台>間橋監督 地元で采配万感胸に

大声で仙台の選手に指示を出す間橋監督

 仙台市太白区のカメイアリーナ仙台(仙台市体育館)で1日、ホーム開幕戦を迎えたバスケットボール男子のB1仙台は北海道に競り勝った。bjリーグとナショナルリーグ(NBL)が統合した国内トップの晴れ舞台。bj初年度の創設時からチームと共に歩んできた仙台市出身の間橋健生監督(45)は感慨に浸った。
(1.11.13.27面に関連記事) 試合終了のブザーが鳴ると、間橋監督は手を1度たたき、チームカラーの黄色に染まった観客席に向かって両手を突き上げ、喜びをかみしめた。地元での新リーグ初年度の初戦に勝利し、「泣きそうなくらいうれしい」と目を細めた。
 bjリーグが始まった2005年、アシスタントコーチとして入団した当初は苦労の連続だった。ついこの前までアマチュアだった選手たちには競技力、プロ意識ともに足りず、浜口炎監督(当時)からは身なりや行動で「子どもにまねされて困るようなことはするな」と言われもした。
 「選手と一緒にプロとは何かを学んできた」。今季から監督となっても、選手たちには敬語で接し、相手を敬うことを忘れない。選手からの信頼は厚く、仙台9季目の志村雄彦選手(33)は「人として選手を大切にしてくれる。間橋さんの下でチームが一つになるため、主将として支えたい」と語る。
 チームが出来たての頃は「お客さんに見せるのをためらうこともあった」という実力も、日本代表を擁する旧NBL勢と渡り合うほどのレベルに。「満員のお客さんに見られて恥ずかしくない集団になった」
 戦いは始まったばかり。「挑戦者ということを忘れず、泥くさく戦う」。謙虚な姿勢で、日本一に向かって突き進む。


2016年10月02日日曜日


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