岩手のニュース

<岩手国体>開会式 災害ニモマケズ

岩手、宮城、福島の3県合同合唱団らが盛り上げた式典前演技

 北上総合運動公園陸上競技場(北上市)で1日に開幕した第71回国民体育大会「2016希望郷いわて国体」の開会式で、東日本大震災の復興支援に感謝し、前進する岩手、東北の姿をテーマとした式典前演技「希望の郷(さと)から、ありがとう」が披露された。
 岩手県内の小中高校生や郷土芸能団体を中心に、宮城、福島の合唱団を含めて約1900人が出演。自然災害から力強く歩み始める岩手の人々の物語を4章構成で披露した。
 第1章「雨ニモマケズ」は子どもたちが宮沢賢治の詩を朗読した。第2章「前へ!」は釜石虎舞や北上鬼剣舞で力強い歩みを示し、第3章「ふるさとの風」は岩手、宮城、福島の3県合唱団が東北の新たな絆を表現。第4章「希望郷いわて」では約700人が参加した盛岡さんさ踊りで輝く未来を印象付けた。
 天皇、皇后両陛下は拍手を送って称賛され、満場の約1万2000人のスタンドからも歓声が湧いた。
 語り手として出演した陸前高田市出身の俳優村上弘明さんは式典後の記者会見で「感謝や復興の架け橋というテーマのほか、震災をくぐり抜けて立ち直る強さの中から、新たなものが生まれてくることを伝えたかった」と思いを語った。


2016年10月02日日曜日


先頭に戻る