広域のニュース

<北斗医学賞>弘前大・森田氏に授与

森田英嗣准教授

◎デング熱原因タンパク質解析

 東北の若手医学研究者の功績をたたえる「石田・海老名記念北斗医学賞」に、弘前大農学生命科学部の森田英嗣准教授(42)が選ばれ、仙台市内のホテルで1日、授賞式があった。
 森田准教授は、日本脳炎やデング熱の原因となる「フラビウイルス」の粒子形成に重要な役割を果たすタンパク質群の機能を明らかにした。
 質量分析により、粒子形成に関わる細胞小器官に集まる約130種類のタンパク質を解析。この中に含まれる、約30種類のタンパク質から成るESCRT(エスコート)因子群に注目し、感染を盛んにする機能を解明したという。
 選考委員長で北里大獣医学部の佐藤久聡教授は「特筆すべき内容」と評した。森田准教授は「名誉ある賞を頂き、身が引き締まる思いがする。治療薬の開発につながる研究を続けたい」と述べた。
 北斗医学賞は公益財団法人仙台微生物研究所(青葉区)が2011年に創設した。海老名卓三郎代表理事ら7人の選考委員が毎年、免疫学や腫瘍学、微生物学などで優れた成果を上げた50歳以下の研究者を対象に選んでいる。


関連ページ: 広域 社会

2016年10月02日日曜日


先頭に戻る