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メタン発酵システム設置 ごみ液肥とガスに

土産センターに設置されたメタン発酵システム

 宮城県加美町の農産物直売所「土産センター」に2日、食品ごみから液肥とバイオガスを作る小型メタン発酵システムが設置された。町が進めるバイオマス産業都市構想事業の一環。
 センター内の食堂で出た食べ残しや調理くず、物販スペースで売れ残った野菜などの食品ごみをメタン菌が入った発酵槽に投入。太陽光発電で温度が30〜35度に保たれた槽内で丸1日発酵させると、微生物が生ごみを分解してガスと液肥ができる仕組みだ。
 1日に12キロの生ごみを投入することが可能で、約1300リットルのバイオガスと50リットルの液肥を作れる。これまで生ごみは焼却処分していたため、システムによって1日当たり45.6キロの二酸化炭素削減にもつながる。
 ガスは、センター内に今月中旬設置されるカフェで無料提供するお茶を沸かす際に使う。液肥はセンターに野菜を出荷している農家に配り、野菜作りに生かしてもらう。
 事業費730万円の全額を県のみやぎ環境交付金で賄う。町協働のまちづくり推進課は「生ごみをエネルギーとして活用できることを町民に知ってもらい、循環型社会の構築を目指したい」と話した。


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2016年10月03日月曜日


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