宮城のニュース

<エコラの日々>断ることもできます

絵・木下亜梨沙

 秋の花、キンモクセイが好きです。かぐわしい香りを親しい人にもお分けしたくて友人に電話したら、「遠慮します。匂いが駄目なの」との返答がありました。みんなが好きというわけじゃないのですね。聞いてよかったと思いました。
 さて、このやりとりの「聞く」と「断る」という行為ですが、「ごみ減量」においても大切なキーワードです。
 仙台市では市民団体、事業者、行政が「レジ袋削減」に向けて協定を結び、さまざまな取り組みを推進してきました。スーパーなどでのレジ袋は有料化が進み、レジ袋辞退率は平均で約83%になりました。
 これからはドラッグストアやコンビニなどでの取り組みが進むといいですね。私がたまに出掛けるデパートでは「レジ袋要りません」と言い出すタイミングが難しいので、声を掛けてもらえるといいなと感じています。
 ごみ減量のためのキーワード「3R」は、リデュース(できるだけごみを出さない)、リユース(繰り返し使う)、リサイクル(資源に再生する)から成っています。この中で一番肝心なことは、「リデュース」です。ごみになる物を家に持ち込まないことが大切なのです。
 食材を計画的に購入して使い切る、過剰包装の商品は避ける、レジ袋をもらわない、使い捨て商品はできるだけ使わない、詰め替えできる商品を買う−などです。レジで割り箸の要不要を聞かれますが、たとえ1円でも有料なら、欲しいという人が減るのではと思います。
 ホテルなどの歯ブラシ・せっけんセットはどうでしょう? 持ち帰って自宅で使いますか? 有効に使う人もいらっしゃるとは思いますが、義父からごっそり手渡された時には思わず引いてしまいました。自分が使わない物は持ち帰らないのが賢明と思います。
 このほか私が持ち込みを断っている物に、折り込みチラシがあります。近所のスーパーの特売を知らないのは残念な気もしますが、買い過ぎ予防になります。ダイレクトメールや通販のカタログも、不要であれば断っていいのです。
 講演会などで受け取るリーフレットなども、不要ならその場に置いてきます。いずれも紙類なのでリサイクルはできますが、持ち込まずに済むなら楽な方がいいなと思っています。(ACT53仙台 岡菜実)


2016年10月03日月曜日


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