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<仙六野球>松本、史上最多115安打

仙台大−福祉大 3回表仙台大1死一塁、松本がリーグ通算115本目の安打となる右翼線二塁打を放つ

 仙台大の松本がリーグ新記録となる115本目の安打を放った。三回1死一塁、3ボール1ストライクから甘く入ったスライダーを逃さず、左打席で引っ張った打球は右翼線方向へ。「切れないでくれ」。一塁を回りながら願った通り、好機を広げる貴重な二塁打となった。
 福祉大と優勝を争う大一番。前日は2安打でリーグ記録114本に到達し、この日も一回、主戦城間から右方向に強い打球を飛ばした。二直になったが「ボールが良く見えている。いける」。自信を深め、次の打席にしっかりつなげた。
 新記録まで12本で迎えたラストシーズンは「4年間で一番、スイングの形が完成している」と確かな手応えがあった。右脚を上げた一本足でタイミングを取り、バットのヘッドを斜めに鋭く振り下ろして投球をたたくイメージを固めた。
 「誰よりも一番練習する」(森本監督)という常に貪欲な姿勢で仲間の信頼も得て、1年春から全88試合でフルイニング出場。試行錯誤を繰り返し、理想のフォームをつくり上げた。
 福祉大から昨春以来の白星を挙げ、チームで新記録達成を祝った。3回戦を制して勝ち点を得れば3季ぶりの王座奪還に大きく近づく。「次に勝たないと何の意味もない」と松本。記録更新のエネルギーで勝利をつかむ。(原口靖志)

 ◇仙台六大学野球の通算安打記録(100本以上)
(1)松本桃太郎(仙台大、2013年〜)    115本
(2)古川 大悟(東北学院大、1988〜91年)114本
(3)井上 信志(東北学院大、11〜14年)  103本
(4)安田 尚造(仙台大、06〜09年)    100本


2016年10月03日月曜日


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