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秋サケ次々 被災地活気

重さ3、4キロのサケが次々と水揚げされた=3日午前6時45分ごろ、気仙沼市幸町の大川

 宮城県気仙沼市の大川をさかのぼる秋サケの定置網漁が3日、始まった。漁は11月いっぱい続く見通し。
 気仙沼鮭(さけ)漁業生産組合のメンバーが、下流の網から体長70センチ前後の136匹を捕獲。前年の初日より81匹少なかったが、婚姻色を帯びたサケが次々と水揚げされ、活気づいた。
 大川は東日本大震災で稚魚放流が減った影響で、捕獲数が年4万〜7万匹から震災以降は2万匹前後にとどまっている。今年の遡上(そじょう)は放流数が回復した年の4歳魚が主体だが、「震災の影響がまだ残り、来遊数見込みは低水準だった昨年並み」(県)という。
 組合は昨年並みの1万7000匹を捕獲して市内のふ化場で稚魚を育て、来春は960万匹の放流を目指す。笠沼暹(のぼる)組合長は「今年も心配だが、豊漁を願いながら組合員と漁を頑張りたい」と話した。


2016年10月04日火曜日


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