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<七ケ浜遺体>兄殺害「悪質」懲役13年判決

遺体が発見された住宅。ブルーシートで覆われた庭先の土中から見つかった=2015年10月21日、宮城県七ケ浜町東宮浜

 仙台地裁は3日、殺人と死体遺棄罪に問われた宮城県七ケ浜町東宮浜神明、無職佐藤幸江被告(56)の裁判員裁判で、懲役13年(求刑懲役16年)の判決を言い渡した。
 加藤亮裁判長は「無抵抗の兄の頭部を目掛けてハンマーを振り下ろし、少なくとも4回殴打した。突発的な行為とはいえ、死亡する危険性は相当高く、悪質だ」と指摘した。
 母の死後、葬儀を行わなかった点について「葬式を出せば兄に対する犯行が発覚してしまうという身勝手な動機であり、母の死体までも遺棄した」と述べた。
 弁護側は「控訴するかどうかは被告と話し合って決めたい」と話した。
 判決によると、被告は昨年3月22日ごろ、自宅で兄長一さん=当時(57)=の頭を金属製のハンマーで複数回殴って殺し、数日後に自宅台所の床下に遺棄した。また、同年10月下旬までに、母かのさん=同(87)=の遺体を自宅敷地内に埋めた。


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2016年10月04日火曜日


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