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がん治療の副作用で死亡 遺族が弘前大提訴

 弘前大医学部付属病院(青森県弘前市)でがん治療を受けていた女性=当時(63)=が死亡したのは、医師が腎機能障害について注意義務を怠ったためだとして、青森市の遺族らが3日までに、弘前大に慰謝料など約5890万円の損害賠償を求める訴えを青森地裁に起こした。
 訴状によると、女性は2009年7月から、放射線や抗がん剤治療のために同病院を受診。12年8月ごろから、副作用による両脚のむくみについて、痛みを訴えていた。同年12月中旬の検査で、がんはなくなったとされたが、同27日に自宅で容体が急変し、13年1月に死亡した。腎機能に関する検査は12年8月に実施されて以降、亡くなる直前までなかった。
 原告側は「腎障害を悪化させる恐れがある薬を服用して容体が急変し、急性腎不全が原因で死亡したことは明らか。腎機能について綿密に検査し、配慮するべきだった」と主張。病院側は「対応を協議中のため、コメントは控えたい」と話している。


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2016年10月04日火曜日


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