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<原発避難>川俣・山木屋 暮らし再建着々

福島県川俣町が山木屋地区に整備する復興拠点施設の完成予定図

 東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示が続く福島県川俣町山木屋地区で3日、町が整備する復興拠点施設の起工式があった。休診が続いていた診療所も再開するなど、予定される来年3月末の避難指示解除に向け、暮らし再建の動きが本格化している。
 町は復興拠点施設を山木屋地区中心部の元農地約7160平方メートルに建設する。鉄骨平屋、床面積625平方メートルで、ともに町直営の日用品店と食堂、交流スペースを設ける。来年3月の完成、5月のオープンを目指す。
 駐車場67台分を確保し、敷地内には災害に備える備蓄倉庫を整備する。事業費は約6億9000万円で、うち4分の3に国の補助金を充てる。
 起工式には関係者約40人が出席。伊藤智樹副町長は「(施設は)住民同士が顔を合わせられるコミュニティー再生の拠点となる」と期待した。
 町立の診療所は3日、山木屋地区にある従来の施設を使って再開した。診療は当面の間、月曜午後と水曜午前の週2日で2時間ずつ。町内の民間病院の医師2人が交代で診察に当たる。


2016年10月04日火曜日


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