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熊本のみなさんへ 季刊誌で被災経験伝授

季刊情報誌「くまもと地域支え合い情報」の第1号

 東日本大震災や阪神大震災の被災経験を生かして熊本地震からの復興を支援しようと、仙台市や兵庫県などのNPOや福祉団体でつくる「熊本地震・共同支援ネットワーク」が、季刊情報誌「くまもと地域支え合い情報」を創刊した。
 第1号はA4判、表紙を含め計12ページ。熊本県内の被災地で仮設住宅への入居が進んでいるのを踏まえ、プレハブ住宅でより快適に暮らすための知恵を取り上げた。入居者同士のルールやコミュニティーづくりのノウハウなども盛り込んだ。
 石巻市で仮設住宅の自治会が連合会をつくってイベントなどで交流を深め、一般社団法人に発展させた「じちれん」も紹介。仮設退去後も被災者のコミュニティー維持を図る取り組み事例などをまとめた。
 ネットワークは、仙台市のNPO法人全国コミュニティライフサポートセンター(CLC)や兵庫県内の社会福祉協議会など約20団体で構成する。東日本大震災では看護師や介護職の被災地派遣などに当たった。
 11月には熊本県で、被災自治体や社会福祉協議会の職員らを対象に研修会の開催を予定。仮設での見守りや各種相談への対応、交流の場づくりなどをアドバイスする。年度内に被災者を宮城県内の被災地視察に招くことも計画している。
 ネットワーク事務局を担うCLCの橋本泰典さん(54)は「熊本の被災地が復興を果たすまでには長い時間がかかる。押し付けにならないよう、伴走型の支援を目指したい」と話す。


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2016年10月05日水曜日


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