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<岩手国体>重量挙げ 宍戸、高校3冠

少年男子77キロ級 ジャークで158キロを挙げて優勝した福島・宍戸

 第4日は4日、重量挙げの少年男子77キロ級は宍戸大輔(福島・福島工高)がトータル284キロで頂点に立った。今大会から正式種目となった女子の53キロ以下級はリオ五輪代表の八木かなえ(兵庫・ALSOK)がトータル189キロで制した。少年男子69キロ級は全国高校総体覇者の山根大地(栃木・小山南高)がトータル267キロで勝った。

◎得意のジャークで圧倒

 全国高校選抜、インターハイに続く高校3冠を達成。重量挙げの少年男子77キロ級は宍戸(福島工高)がトータル284キロで圧勝し、「一つ一つの優勝を積み重ねた成果の三冠。うれしいです」と喜んだ。
 インターハイで争ったライバル柳川(三重・亀山高)は85キロ級に階級を上げたため、再戦はならなかったが、「記録を意識した」と国体に挑んだ。
 スナッチは1回目の試技を失敗した後、2、3回目を成功させ126キロで1位。得意のジャークは全員が試技を終えた後、最も重い150キロから登場し、150キロ、158キロを連続成功させた。
 「人生が変わった。まさか全国で優勝する選手になるとは」と高校3年間を振り返る。福島一中では野球部の投手。体格の良さを見込まれ、福島工高から競技を始め、才能が開花した。
 「『自己新の10キロ下を3回続けて成功したら、自己新を出せるぞ』と言うと、目の色を変えてやっていた」。1年時に指導した長南総監督(白河実高教頭)は、強さの秘訣(ひけつ)に貪欲な姿勢を挙げる。
 大学でも競技を続けて世界を目指す。その前に11月のアジアユース選手権などがある。宍戸は「日本高校記録を上回るトータル300キロを挙げ、名前を残したい」と意欲を語った。169センチ、77キロ。(野仲敏勝)


2016年10月05日水曜日


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