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<楽天 梨田監督>巻き返しへ競争不可欠

今季の戦いを振り返る東北楽天・梨田監督

 東北楽天は5位でシーズンを終えた。梨田監督が就任1年目の戦いを総括し、来季の巻き返しへの思いを語った。

◎茂木ら新人がチームに刺激

 −今季を振り返って。
 「開幕はいいスタートを切れたが、5月にロッテ戦で2試合続けてサヨナラ負けして精根尽き果てた。そこから9連敗したのをずっと引きずった」

 −勝てなかった要因は。
 「就任会見で『普通にいいものを出せば勝率5割前後になる』と話したが『普通に』『ちゃんと』ができなかった。無駄な四球、打球判断のミスなど勝つために足りない部分があり、一度も4連勝できなかった」

 −後半戦は攻撃力が上向き、8月に15勝9敗1分けの快進撃を見せた。
 「前半戦はアマダーの故障もあり、ウィーラーが1人で頑張っていた。先に失点すると追い付けないことがあった。7月末に新外国人選手が来て競争が生まれ、点を取れるようになった。ビハインドをはね返す破壊力は出たが、守備のほころびに目をつぶらなくてはいけなくなった」

 −2桁勝利が則本だけだった投手陣の評価は。
 「後半は則本も勝てなかった。中5日で無理をさせ過ぎたと反省している。先発の頭数はいるが五、六回で代わり、ブルペンに負担をかけた。外国人投手で勝てなかったのも影響した。救援陣は苦しい時期もあったが、金刃、福山からミコライオ、松井裕という形はできた。チーム防御率4点台は決していいとは言えない」

 −茂木を筆頭に新人が活躍した。
 「茂木は打撃を生かそうと遊撃にし、チームの穴を埋めてくれた。真喜志(内野守備走塁コーチ)がよく鍛えた。藤田には遊撃を教えてやってくれと伝えた。コンビを組む中、早めについてこられるようにしてくれと言った。足立は嶋が故障した後、役に立った。オコエもチームにいい刺激を与えた」

 −他に活躍した選手は。
 「島内はよくやった。キャンプで出遅れたが、本塁打を9本放ち、打点も稼いだ。終盤は藤田も良かった。投手では、安楽が後半に成長を見せてくれた」

 −来季に向けて。
 「相当努力をしないと、今のポジション、先発が取れないくらいに激しい競争をさせたい。これしかできないというリミットを設けている選手がいる。自分の殻を破ってほしいと強く思う。1年間の戦いで、技術に加えて、ピンチに弱いなどの性格もじっくりと見ることができた。来季に生かしたい」


2016年10月06日木曜日


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