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<カキ解禁前出荷>合同会社への批判相次ぐ

 宮城県から水産業復興特区の適用を受けた石巻市の桃浦かき生産者合同会社が、県漁協などが延期を申し合わせた解禁日前に今季の生食用カキの出荷を始めた問題で、県漁協かき部会の生産者らが6日、同市で対応を協議した。
 会合は非公開で約20人が出席。先月23日に出荷解禁を今月10日に延期すると決めたのに合同会社が29日にカキむきを開始し、1日には県内の量販店にカキが並んだことなど、経緯を県漁協の担当者が説明した。
 県漁協は組合員の合同会社を厳重注意とし、出資する水産卸の仙台水産(仙台市)を指導、監督するよう県に要請したという。
 生産者からは「ルール破りだ」とペナルティーを求める声や県の責任を問う声が出た。かき部会として県漁協や県を通じ、合同会社と仙台水産にルール順守を求めることを確認した。
 取材に対し、高橋文生かき部会長は「出荷に不向きなカキが多いから解禁を延期したのに、合同会社は商売重視で漁業者の本分を忘れたのか。県から特区を認められ、『何でもやっていい』とお墨付きをもらったと勘違いしている」と憤りをあらわにした。


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2016年10月07日金曜日


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