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震災で犠牲の職員の遺族 業過致死で町長告訴

 宮城県南三陸署は、東日本大震災で被災した南三陸町防災対策庁舎で犠牲になった職員の遺族が、業務上過失致死の疑いで佐藤仁町長を訴えた告訴・告発状を受理した。同署は遺族や町長への事情聴取を始め、必要に応じて現場検証を行う。
 受理は9月28日付。関係者によると、告訴・告発状は大津波警報の発令後、佐藤町長は防災計画で定めた場所に避難するよう職員を指揮命令すべき義務があったのに、防災庁舎にとどまって職員が逃げる機会を失ったと追及した。
 当時、町役場にいたとみられる職員の遺族5人が告訴、役場外から防災庁舎に駆け付けた職員の遺族4人が告発した。遺族は「真実を明らかにし、法律上の判断を見守りたい」と話した。
 遺族の1人は2012年3月、業務上過失致死容疑で佐藤町長を告訴。仙台地検は15年8月に不起訴処分にした。防災庁舎では職員33人を含む43人が死亡、行方不明になった。


2016年10月07日金曜日


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